ドラムを始めてみようと思ったにもかかわらず、何から手をつけてよいか分からないですよね。
でも、大丈夫!
ドラム 初心者でも独学でできることをご紹介します。
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まずは、同じ曲を何度も聴くというトレーニングをしましょう。
オススメはダンスミュージック。
ダンスミュージックは、踊るための音楽だからテンポもとりやすいし、聴いていてノリノリな気分になれる曲が多いです。
ダンスミュージックには、古くから様々な種類があります。例えば「ジャズ」「ブルース」に「ファンク」「ヒップホップ」他にも「ディスコ」や「ハウス」「EDM」などなど。
音楽の種類は他にもいろいろあるので、好きな曲を聴いてみてください。もちろん、ダンスミュージックでなくてもかまいません。演歌でも良いし、フォークソングでもOKです。
ここでは繰り返し聴いてほしいので、好きな曲を選んでいただくといいでしょう。
曲を決めたら、テーマを決めて5回聴いてみよう。
6回目以降は、ギターパートを聴いたりピアノパートを聴いてみたりしながら、絡み合った音楽の設計図を紐解くように聴けると思います。
聴くたびに「こんなところにこんな音が入っていた!」という新鮮な驚きが得られることでしょう。
ライブに行ったときのアレです。
そう、手拍子。
まず、曲に合わせて曲の最初から最後まで手拍子してみましょう。
これ、最初は意外と続かないもの。
理由は簡単。
身体が慣れていないため力んだりして余計な力も入るし、疲れも出るので、同じ動作を続けるのは難しいものだから。
しかし、同じ動作を繰り返しているうちに、簡単にできるようになります。そうなの?って思うかもしれませんが、案外そういうもの。
歩くとき、最初から長い距離を歩くのは大変ですよね。ジョギングでも同じことです。
でも、トレーニングを積めば長い距離も時間も歩いたり、ジョギングしたりできるようになります。
もちろん力いっぱいでなくてかまいません。テンポに合わせて手拍子を続けるだけで良いのです。
そうしているうちに、「曲にタイミングを合わせよう」という気持ちと「テンポを維持しよう」という気持ちが生まれてきます。
この先練習しますが、これがいわゆるリズムキープの元。
この練習は通勤や通学の電車の中でもできます。なにも手拍子でなくても大丈夫。音楽を聴きながら足でリズムをとってみましょう。
神経的な意識を身体に染みこませるのが大事。
飽きてきたら曲を変えてみたり、違うアーティストの曲を聴いてみましょう。
まずは音楽を楽しむことが、一番の練習。
いまは楽しむことが重要なのです。
一番オススメする練習方法です。
朝でも夜でもスキマ時間に音楽を聴きながら散歩してみましょう。朝なら爽やかな曲、夜ならしっとりとした曲が歩きやすいかもしれません。
ここで注意したいことは周囲の景色を見ることです。
将来的にバンドやセッションをする時に必要なこととして、音楽は自分のことだけ考えていてはできないということがあります。
ドラマーは、周囲のメンバーの様子を見ながら、そして随時状況を察知しながら演奏することが大切になってきます。
そのためには、「音楽を聴き」「歌詞を聴き」ながら、どんな景色を見てどんなテンポで歩いているのかを意識することが役立ちます。
そういうことを「自覚していくこと」=「リズムのトレーニング」に繋がります。
もちろんヘッドホンやイヤホンをしながら散歩するのですから、交通ルールや周囲の状況に注意しなければならないことは言うまでもありません。
安全第一です(笑)
さぁ、大切なリズムトレーニングをしながら、新しい景色を観に出かけてみましょう!