リズム楽器を愛するブログ

とても大切なドラムスローン

ドラムスローンって何!?って人も多いと思います。
ドラム用の椅子のことです。

どこにでもありそうで、実はちょっとしたことで困るのがドラムスローン。

マイスネアを持ち込む人は多いですが、意外とマイスローンを持ち込む人も多いのです。

どうしてスローンが大切なのか考えてみましょう。

 

Contents

ドラムスローンに求められる要素

ドラムスローンに求められるのはまず第一に安定感です。
スタジオやライブハウスのドラムスローンがゆらゆら不安定で機材にガッカリしたことはありませんか?

自宅でのトレーニングにももちろん有効ですが、車移動ができる場合などは積極的にドラムスローンも持ち込んでみましょう!

 

安定感

ドラムスローンの安定感は主に2カ所の要素が関係しています。

  • 脚部の安定性
  • クッション部の取り付け金具

この2つのうちどちらかが傷むとぐらつきの原因になり、不安で演奏に集中できなくなります。

 

クッション部

私の使っているロックンソックというメーカーではクッションと脚部を別々に購入できます。
お好みのクッションと脚部をそれぞれ選ぶのです。

私が選んだのはサドル型

そのほかにも定番の丸型

安定感の高いスクウェア型(四角型)

さらには細いタイプのサドル型もあります。

 

脚部

脚部には耐久性と安定感が求められます。
そのためシンバルスタンドなどと比較すれば少し重い脚部が採用されています。

私はこのガスタイプを使っています。
レバーを引くことで一瞬にして高さを変更することができます。

ドラム教室など演奏者が入れ替わる場合は便利な機能ですし、微調整がしやすいメリットもあります。

レバーなどの高さ調整は普通でいいよ、という場合はこちらが標準品。
もちろん丈夫で安定性ばっちり。

別売りの背もたれを付けることもできます。
長時間のリハーサルや、ステージのMCなどで意外と重宝します。

持ち運びができるようにドラムスローン用のケースもあるので利用すると便利です。

 

他のメーカーはどうなの?

もちろんおすすめはたくさんあります。

ロックンソック以外でのおすすめはこのモデル。

TAMAの1stチェアシリーズです。
このシリーズは大事なものだから長く使ってもらえるように、と数々の工夫がなされており、とても大切に開発されたことがわかります。

ロックンソック同様にクッション部もサドル型丸型が選択できるのと、脚部も三脚、ガスタイプのほかに四脚も選択することが可能です。

注意していただきたい部分として、平地では4脚はとても安定感がありますが、少しでもデコボコしているとかえって足元がグラつきます。
用途と使う場所で選んでほしいポイントです。

 

ドラムスローンを買うポイントは?

クッションの注意点

丸型クッションはまさに王道なので、全ての方におすすめできます。

それ以外のサドル型などは両足を動かしやすい工夫がなされているので、ツインペダルやツーバスを使う人におすすめ。

その他にクッション部で重要なのは素材です。
実際に店頭で試せる場合などクッションを試してみましょう。
意外と硬いものから柔らかめまで幅広くラインナップされています。

表面は革製のものをおすすめしますが、耐久性にすぐれたPVCなどの合成皮革のほかに布性、ビニール製などがあります。
汗をかきやすい人は表面にこだわるのも良いでしょう。

ドラムスローンの上にタオルを敷いてから座る方法はプロミュージシャンもよく使う方法です。
夏場などぜひ試してみてください。

修理に関して言うと、クッション部が裂けたり切れたりした場合は、リビングソファの張り替えができるお店に持ち込むと修理してもらえる場合があります。
そのような場合は、買い換えるよりも安く済む場合があるので、お近くの皮革張り替え店とご相談ください。

 

背もたれは必要?

私も憧れている背もたれ。
実は持っていません。

休憩時だけでなく演奏中もしっかりもたれかかっているドラマーさんもいますね。
特にツインペダルなどを多用する場合には安定感が得られるのかもしれません。

この辺はぜひ演奏中にも背もたれを利用している方の意見を聞いてみたいところです。

 

高いモデルじゃなきゃだめ?

そんなことはありません。

自宅での個人練習用などでしたら、このくらいの価格帯でも十分。

あまり重い重量級モデルだと自宅では辛いですよね。
それに重量級モデルは少し大きさの面でも大きめ。

ステージでお尻が痛くなってしまったりぐらついたりしないよう慎重に選びたいところですが、自宅用ならもう少し気軽に選んで問題ありません。

その際はポイントとして、脚部がスクリュー式だとより良いですが、パイプ式だとずり落ち防止のロックナットを締める必要があります。
高さも一度決めてしまえば変えることもあまりないので、パイプ式もお勧めです。

自宅では高さを変えることは多くないですが、ライブハウスなどでは微妙にサイズ感が異なるので高さを変えやすいのは便利です。
その際にガス式だと安心ですが、スクリュー式も高さ調整が素早く安定感もばっちりなのでお勧め。

 

今日のおさらい

  • ドラムスローンの決め手は価格じゃない
  • 好みのクッションと脚部を見つけよう
  • 脚部の構造も知ってると便利

単なる椅子ですが、安心してドラムを演奏するにあたってドラムスローンはとても大切な存在。

何度も買い換えるものではないので購入する際にはしっかり選びたいですね!

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