リズム楽器を愛するブログ

スマホで音楽を聴いている人にお薦めしたいオーディオ

スマホとイヤホンで音楽を楽しんでいる人は多いと思います。

しかし、大音量とは言わなくとも部屋の空気が震えるステレオもいいもの。

おうち時間の長い人は、ぜひステレオなどオーディオ機器の購入を考えてみてはいかがでしょうか。

 

Contents

なぜステレオなのか

ライブハウスやリハーサルスタジオで聴く音は、様々な楽器の音が空気中で混ざり合ったものです。

実際に振動している空気の音に普段から慣れておくことはとても良いこと。

 

イヤホンとステレオの良さ

それぞれに特徴があって、どれが良い悪いというものではありません。

イヤホンは電車の中や歩いているときにも音楽を聴くことができ、手軽に再生できる環境の整うことがメリット。

ステレオは部屋など比較的大きな空間の空気を震わせることで臨場感が得られます。

できれば、状況や音楽の種類で使い分けたいところ。

 

じっくり音楽を聴く

夜、お酒を飲みながらジャズを聴く。
読書しながら音楽を聴く。

偏見のようにも受けとられるかもしれませんが、そんなシチュエーションではやはりステレオでじっくりと音楽を聴きたいところですね。

じっくり曲やアルバムを楽しむにはステレオが最適かもしれません。

 

集中して音を聴く

細かな音を耳コピするようなときにはヘッドホンの方が適している場面もありますが、曲を集中して聴きたいときはステレオをお薦めします。

スタジオやライブハウス、場合によってはホールやスタジアムの何が違うかというと、壁などの反響音や残響音の存在。

ステレオで音楽を聴くことは、部屋の壁やガラス、カーテンなど反射率の異なる素材からの反射音や、それぞれが共鳴する残響音なども含めて空気が振動する音を聴くことになります。

野外フェスの好きな人が屋外の開放的な空気の鳴りを好むのと同様に、ライブハウスなどでも会場の内壁などの反射音を意識した音作りがなされているのです。

空気に触れたときに消えてしまうような装飾音もありますが、あえてその音は消えても構わないと言えるでしょう。

実は空気の震える振動をカラダで聴いているので、聞こえていない音も無意識にカラダは聴いているのです。

空気の震える音をカラダで感じることは音楽をやっていく上で感じ取りながら体感してほしい体験。

 

スピーカーから発せられる音

スピーカーから発せられる音には指向性があります。
音の飛んでいく向きやスピードがあるのです。

花火の爆発する光と音がずれていることを経験したことのある人は多いはず。

光は周波数の高い波です。
音は耳が聴くことのできる周波数前後の波のこと。

耳が聴くことのできる周波数を可聴域(可聴帯域)といいます。

最近の音源の多くはMP3というファイル形式で圧縮された音源ですが、通常MP3のファイル容量はCDのファイル形式であるWAVEと比べて約10分の1。

つまり9割の音は捨てられているのです。

通常、WAVEからMP3音源を作る際、可聴域から外れる音は削除されます。
ファイル容量を小さくするために聴こえない音はいらない、という考え方です。
つまり通常、耳に聴こえない音域の音は圧縮音源には含まれていません。

この耳に聴こえない音は無駄な音ではなく、カラダで感じるために必要な音だったりします。

ライブ会場でお腹に響く低音を感じたことはありませんか?
耳で聴こえないような音も実は肌やうぶ毛などを通じて感じていたりするもの。

実のところ人は音楽を全身で聴いているのです。

そのことを考えると、鼓膜を直接震わせるイヤホンだけでなくカラダ全身で感じるステレオは、スピーカーから音を発します。
空気の振動が大切な体験に気づかせてくれるのです。

 

ステレオを選ぶ

ステレオと言ってもBluetoothスピーカーのようなものから据え置き型まで様々な種類があります。

MP3音源を聴いていても前出のように可聴域だけが聞こえるわけではなく、部屋にある様々な家具・壁・窓ガラスなどに反射した音も一緒に聴こえてくるので、音の波が複雑に混ざり合い、可聴域以外の音も再合成されるのです。

いわゆるデジタルからアナログになる部分であり、イヤホンよりもステレオの方がこのような効果を高く感じられます。

  

Bluetoothスピーカー

1つでスピーカー再生するタイプのものから2つ組み合わせてステレオ再生するものまであります。

手軽に1つ選ぶならBOSEのこのモデルをお薦め。

充電式かつ防滴なので、お風呂スピーカーとしても利用することができます。
(水没厳禁)

私は3年ほど前にシルバーを購入しましたが、練習パッドのそばへ運んで練習したり、お風呂でのリスニング時間を楽しんでいます。

気軽に持ち運べるので旅行のお供にも最適です。

 

Bluetoothでステレオ再生

iPhoneでサブスクリプションを使っているときにベストマッチなのがAppleのHomePod mini。

1個なら約1万円、2個でも約2万円と比較的、自己投資しやすいお値段です。

しかも、1個買って試してから2個目を追加することもできますし、色違いで左右を揃えてもお洒落。

siriも使えるので室内にあるととても便利でしょう。

ただ残念なのは電源ケーブルが直挿しの据え置き型という点です。

部屋でじっくり聴くにはお薦めですが、持ち運ぶには前出のBOSEがお薦めかもしれません。

 

本格的にステレオサウンドを試したい

そんなときにはこのモデルがお薦め。

ウッドコーンを採用したスピーカーは再生能力が高く、音量を上げてもいわゆる痛い音になりずらいサウンドがポイント。

もちろんCD再生だけでなくBluetooth接続にも対応しているので、サブスクリプションサービスでのリスニングにも最適。

スピーカーが別筐体であることからセッティングの容易さが大きなメリット。

Bluetoothスピーカーと違って、CD再生やLine入力、ラジオの再生などができる点も大きなポイントですね。

 

セッティングを簡単にしたい

スピーカーが別になっているモデルは設置場所の自由度は高いですが、スピーカーの位置による音の定位などが気になる人もいるはず。

そんな時にはスピーカー一体型のこのモデルがお薦め。

スピーカーの位置も計算づくで設計されているので気軽に良い音響空間を楽しむことができます。

私もこのシリーズのモデルを利用していますが、ウッドコーンスピーカーから再生される音は、ジャズからロックまで様々な音楽に対応しています。

また自己投資するからには、ステレオの特徴でもある耳に痛くない音質を奏でてくれることは最低条件でしょう。

一体型ということで、箱から出して設置するだけという簡単セッティングもお薦めポイントです。

バラ売りコンポーネントは選り好みできる反面、組み合わせの相性というものもあります。

価格に見合った音質にならないこともしばしば。

一体型ならそんな心配もありません。

もちろんBluetooth接続だけでなくラジオやLine入力、USB入力によるハイレゾ音源の再生にも対応しているので、じっくり音楽を楽しむには最適。

 

本日のまとめ

  • イヤホンだけでなくスピーカーで音楽を聴いた方がよい
  • 自由度の高いスピーカーはとても便利
  • ステレオはセッティングの簡易なモデルがお薦め

リスニング環境に求める要素は人それぞれ。

簡易さ、音質、価格、様々な要素がありますので、自分の使い方にあった最適なリスニング環境を自分にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

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