人を感動させるには多くの要素が起因しています。
スポーツ観戦もそのひとつ。
ぜひ現地や生放送でスポーツ観戦してみましょう。
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スポーツ観戦をリアルタイムで観てほしい理由はいくつかあります。
結果が決まっていないことを知っているからと言う理由ももちろんですが、音楽のライブ演奏に似た感覚が得られるから。
そこには誰もまだ知らない未来が詰まっているのです。
結果も知らないし、まだ観ていない試合。
結果がわからないからワクワクするじゃない。
多くの人はそう考えるでしょう。
しかし、試合が終わっているということは結果が出ていること。
世間の誰かはその結果を知っているのです。
そのことをどこか冷めた目で見てしまうこともあるのでは?
同じ1時間でもリアルタイムに観る観戦と、録画して観る観戦ではハラハラドキドキする試合展開も違ったものに。
リアルタイムにその瞬間を感じることがライブ感と言っても良いのではないでしょうか。
これから決着がつくという瞬間に立ち会うという感覚は他では味わえないもの。
独走する試合を見るときでも、この先何が起きるかわからない。
そんな感覚も録画だとなんだか薄れてしまいそう。
スポーツにはハプニングもつきもの。
突然のトラブルなんて日常茶飯事。
音楽のライブもそう。
ちょっとしたミスなんてプロにも降りかかります。
ミスをどうやって取り返すか、その瞬間を見たときに人はゾクっとするもの。
うまくミスを隠すのもスキルではありますが、そのことに長けていても観衆は感動しません。
ミスをしたときに感じる綱渡りのスリル。
そんなスリルを機敏にすり抜けたりすることも魅力のひとつでしょう。
しかし、やはり王道はミスを見つけることではなく、痛快な一打に尽きます。
ここぞとばかりに決まったエースショットこそが観衆を魅了するのです。
ライブでも同じことが起きています。
聴きたかった音はそれ!とばかりに出てきたとき、鳥肌もののライブ感を感じるもの。
成功してもミスしてもチャレンジする姿、真剣に打ち込む姿を見ることが観衆の魂を揺さぶるのです。
リアルタイム観戦の良さは試合の流れだけに留まりません。
自分ならここでどうするか、そのことを考えるのも楽しみの一つ。
試合の場面、場面で作戦があります。
あなたならどんな作戦を練りますか?
その試合のプレーヤーが想像を超える作戦に出たとき、チャンスやピンチを迎えるのです。
その瞬間「あーよくやった」「うわぁだめだった」と感じるのではなく、次にどうするかを探ってみましょう。
これはひとつのマインドトレーニングにもつながります。
自分が演奏でとてもうまくいったとき、大きなミスをしたとき。
その次に何をするかが重要です。
たったいま起きたミスを思い返し、理由や原因を考えて次の演奏を考えられなくなってしまうようなこともあり得ます。
調子にのってしまうか、抑えていくか、さらに越えようとチャレンジするか。
その選択肢の広さが強さになっていきます。
自分を強くするイメージトレーニングにスポーツのリアルタイム観戦がとても役立つのです。
サッカーやバスケでのパスも同じこと。
安全な場所にいる仲間にパスをするのは容易いかもしれません。
しかし、相手チームに囲まれている仲間へ出すパスはとても勇気のいること。
チャンスを感じ仲間を信じるならば堂々とパスを出しましょう。
そのパスが通ったとき、観衆は歓声をあげるのです。
ライブ演奏でも同じこと。
ちょっとチャレンジした難しいフレーズがつながったとき、観衆は歓声をあげるのです。
ここで来てほしい!
その気持ちに応えることがライブを観せるということに大きくつながります。
ライブ前は緊張することでしょう。
しかしその緊張はなくてはならない集中力にもつながります。
緊張することは悪いことではないのです。
逆に全く緊張せずに演奏できたからといって良い演奏ができるとは限りません。
生ぬるい演奏になってしまうことはないでしょうか?
適度な緊張感が適切な集中力を生むのです。
緊張感が強いときは弱める方法を、緊張感が足りないときは集中する方法を、それぞれ身につけておくと良いでしょう。
緊張することを嫌ってはいけません。
適度な緊張感をうまく使いこなしてください。
素晴らしいパフォーマンスには不可欠です。
リアルタイムで観るスポーツ観戦は筋書きのないドラマ。
練習してきたものを間違いなく演奏することは難しいこと。
だからこそ、緊張感を通じて集中するのです。
リアルタイムのスポーツ観戦ではこれらを疑似体験でき、ライブ演奏のイメージトレーニングに役立てることができるのです。
過度な緊張をほぐすことに慣れたり、適度に集中力を高めたりすることにもつながります。
ぜひ、あなた自身の成長のためにも、スポーツをリアルタイムで観戦してみてください。